橋本の舟楽車 はしもとのふなだんじり
員数 | 1基 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 橋本市橋本 |
指定年月日 | 平成9年4月23日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 橋本舟楽車若連中 |
解説
橋本市橋本の川原町に伝わってきたもので、総欅造りの本体規模は長さ3.3メートル、幅1.46メートル、高さ2.1メートルの屋形船を模しただんじり。創建の時期は明らかではないが、伝承によると、明和7年(1770年)の大火でだんじりが消失し、享和2年(1802年)に再興、その後、凶作のため中断したが、文化8年(1811年)に担ぎ出すことを許されたという。
だんじりは10月中旬の秋祭りの宵宮に市中を練りまわり、翌日の本宮には橋本市胡麻生(ごもう)の相賀八幡神社へ宮入(みやいり)する。現在は橋本地区で運行され、神社で担われるほか、市中では車台を付けて曳行(えいこう)される。また、お囃子(はやし)は舟楽車に乗って三味線、胡弓、太鼓、鉦により演奏される。