椎出の鬼舞 しいでのおにのまい
地域 | 伊都地域 |
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所在地 | 伊都郡九度山町椎出 |
指定年月日 | 昭和39年5月28日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 椎出の鬼の舞保存会 |
解説
五穀豊穣と悪疫退散を祈って椎出厳島(しいでいつくしま)神社の境内で行われる。地元では「笹ばやし」とも「盆の鬼」とも呼ばれ、室町時代から伝わるといわれている。舞は十人衆(じゅうにんしゅう)と呼ばれる若者が主役となり、三十人衆が補佐する。最も演技力を要するところは、足の運び、目のつけ所、それに棒の振り回し方である。勇壮豪快な態度で威厳を保って舞わなければならない。鬼の棒に触れられたり、息を吹きかけられると虫封じになるといわれている。(公開時期:8月16日)