お夏清十郎踊り おなつせいじゅうろうおどり
地域 | 西牟婁地域 |
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所在地 | 田辺市本宮町土河屋 |
指定年月日 | 昭和49年4月9日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | お夏清十郎踊り保存会 |
解説
土河屋(つちごや)は旧本宮町の最北端に位置し、以前は木材を新宮に運搬するため、十津川を利用して筏流しが行われてきた。この踊りは姫路の宿屋の娘であったお夏と手代の清十郎の悲恋を踊りに取り入れたものである。男女とも浴衣姿で、男は左に締め太鼓、右手に紅白の布を巻いたバチを持ち、女は鳥追笠(とりおいがさ)を被り扇子を持って踊る。大勢の筏師がいた土地柄、伝わる盆踊が多く、その中でも最も勇壮で代表的な芸能である。公開時期:8月14日15日