絹本著色伝船中湧現観音像 けんぽんちゃくしょくでんせんちゅうゆうげんかんのんぞう
国宝
| 員数 | 1幅 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 平安時代 |
| 指定年月日 | 明治41年1月10日旧国宝指定、昭和28年11月14日国宝指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 絵画 |
| 所有者 | 宗教法人龍光院(竜光院) |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
空海が遣唐使一行と唐へ向かうときに激しい風雨を鎮め、航海の安全を護った観音菩薩であると伝えられている。菩薩は雲上の礼盤に、遊歩の姿に表される。頭上に草花形を象った宝冠を戴き、右手に開敷蓮華1茎をとり、左手は胸前で剣印を結ぶ。着衣や肉身は黄色とし着衣には端正で精巧な截金文様で美しく荘厳を施し、肉身と蓮弁は朱線で輪郭をとる。平安後期仏画の特色である繊細優美な表現がほどこされている。(和歌山県文化財ガイドブック)