文館詞林残巻 ぶんかんしりんざんかん
国宝
| 員数 | 1巻 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山 |
| 時代 | 平安時代 |
| 指定年月日 | 明治41年1月10日旧国宝指定、昭和28年11月14日国宝指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 書跡・典籍 |
| 所有者 | 宗教法人寶壽院(宝寿院) |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
「文館詞林」は、唐の高宗が顕慶3年(658)に中書令の許敬宗に命じて編集させた詩文集で、もとは一千巻あったという。内容は漢から唐初にいたる詩文を分類収集したものである。中国では唐末宋初に散逸してしまったと伝えられる。それらの詩文集の内、平安時代に嵯峨天皇の元で転写されたものが現存する。宝寿院本はその内の2巻で巻第六六六および第六六七の断簡を1巻にしたものである。紙背には「法華要録」第十三が書写されている。(和歌山県文化財ガイドブック)