澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃 さわちどりらでんまきえしょうからびつ
国宝
| 員数 | 1合 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 平安時代 |
| 指定年月日 | 明治30年12月28日旧国宝指定、昭和26年6月9日国宝指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | ⼯芸品 |
| 所有者 | 宗教法人金剛峯寺 |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
おだやかな甲盛りを呈する蓋を備えた長方形角丸の箱の前後側面に、四脚を取り付けている合口造り(印籠蓋造り)の木製黒漆塗小唐櫃である。蓋の表から側面にかけて沢潟やかきつばたの咲く水辺に、千鳥が群れ飛ぶ自然の風景を、黒漆地に金蒔絵で絵画的に表現した情感あふれる作品である。寺伝では仏具類を納めたといわれるが、荘厳をつくした意匠などから、貴重な経巻を納めた経櫃であった可能性が高い。(和歌山県文化財ガイドブック)