六斎念仏 ろくさいねんぶつ
地域 | 伊都地域 |
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所在地 | 伊都郡かつらぎ町下天野 |
指定年月日 | 昭和34年8月18日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 六斎念仏講 |
解説
天野の地に伝わる六斎念仏は、後白河法皇の菩提を弔うために、高野山の命を受けて天野に住んだ6人の念仏僧が始めたという。彼岸の中日、盂蘭盆など年5回延命寺(えんめいじ)でお勤めをし、葬式の時などにも唱える。「四遍」や「おろし」などの4曲が、親鉦(がね)と22挺(ちょう)の念仏鉦とともに継承されている。この六斎念仏は、高野山から伝わっただけに声明(しょうみょう)的要素がよく残った美しい旋律で、曲譜(きょくふ)も古形を保っており、仏教芸能として価値が高い。(現在公開されていない)