用語集
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寄進【きしん】
社寺などに金銭・物品を寄付すること。
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基壇【きだん】
社寺建築などの建物の土台。周囲の地面よりも一段高くなるように設けられる。
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祈祷所【きとうしょ】
祈祷を行う社寺。祈願所とも。
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逆修墓【ぎゃくしゅぼ】
生前に死後の冥福を祈って建てる墓。
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凝灰岩【ぎょうかいがん】
火山灰などが固結した岩石。
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行場【ぎょうば】
修験道などの修行を行う場所。
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擬洋風建築【ぎようふうけんちく】
明治時代初期の洋風建築で、江戸時代から続く日本の建設技術を基に造り上げたもの。本式の西洋建築ではないという意味で「擬」が冠されるが、近年では当時の職人たちの創造力や工夫が表れた建築として評価が高まっている。
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切妻造【きりづまづくり】
棟から両側に屋根を造ったもの。両端には三角形の「妻」が出来る。
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供奉【ぐぶ】
主人の外出時にお供として従うこと。
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熊野九十九王子【くまのくじゅうくおうじ】
京都から熊野三山に至る参詣道である紀伊路(広義の紀伊路)沿いに勧請されて祀られた無数の熊野の御子神を総称したもの。「九十九」は必ずしも実数(99か所)を指してはおらず、時代により数は増減した。