本覚院庭園 ほんがくいんていえん
員数 | 558.0㎡ |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡高野町高野山618 |
指定年月日 | 平成22年2月22日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 名勝 |
所有者 | 金剛峯寺,本覚院 |
解説
昭和28年(1953年)に重森三玲の設計によって敷地内の山林を利用して作庭された庭園である。この庭園の特徴は、傾斜面が半円形をしていることである。そのため回廊を巡りながら庭を観賞できる点であり、目の錯覚により石組が動くように見えるのである。また、苔地に10群からなる石組が配されているほか、設計図面にはない複数の飛石が配置されている。これらの飛石は、苔を踏まずに手入れするために管理上追加されたものである。回廊手前にも栗石状の護岸が追加されているが、これは傾斜地であることにより地盤が崩壊したため、その修繕時に追加されたものである。