西禅院庭園 さいぜんいんていえん
員数 | 2337.0㎡ |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡高野町高野山154 |
指定年月日 | 平成22年2月22日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 名勝 |
所有者 | 金剛峯寺,西禅院 |
解説
昭和26年(1951年)に既存の池庭を改修して重森三玲が作庭した庭である。この庭園の特徴は、庭の中央に配された池とその周囲の石組、軒内には色彩豊かな石が敷き詰められており、その石の使い方から重森らしさを感じることができる。庭の北端には、少し離れたところに鯉魚石(りぎょせき)が配されている珍しい形の龍門瀑(りゅうもんばく)がある。池の護岸には小さな石が重ねて組み込まれている。山畔には三尊石が、池中には岩島が、応接間前には重森の特徴である傾斜した石がある。
龍門瀑から護岸石まで多くの石組があるにもかかわらず、これまでに大きな変更はなされていない。現存状態は良好で文化的な価値が高いといえる。