江須崎暖地性植物群落 えすざきだんちせいしょくぶつぐんらく
| 地域 | 西牟婁地域 |
|---|---|
| 所在地 | 西牟婁郡すさみ町江住 |
| 指定年月日 | 昭和28年11月14日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 分類 | 天然記念物 |
| 管理団体 | すさみ町 |
解説
江住(えすみ)の海岸から狭い水路で隔てられた面積約7ヘクタールの半島状の島で、全島が春日神社の神域として保護されてきたため、照葉樹の自然林が良く残されている。ハカマカズラ、ナギラン等の北限に近く、スダジイを中心とした樹林で、高木・亜高木・低木の各層には常緑樹が繁り草木層も豊富で、つる植物が各階層で旺盛に生育している。この地は暖地帯区の南限・亜熱帯区の北限に当たり、両地帯の植生が見られる。