ユノミネシダ自生地 ゆのみねしだじせいち
地域 | 西牟婁地域 |
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所在地 | 田辺市本宮町湯峯 |
指定年月日 | 昭和3年1月18日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
管理団体 | 田辺市 |
解説
ユノミネシダは熱帯から亜熱帯にかけて広く分布する暖地性のシダである。自生地は温泉や鉱山とも関係があり、本県では那智の鉱山や勝浦の温泉地などに自生している。湯の峰温泉のものは、日本における分布の北限に当たるところから、天然記念物に指定されるとともに、最初の発見地である湯の峰の地名をとって植物名にしたものである。ユノミネシダは根茎によって繁殖するが、葉の伸び方はウラジロに似て二股に分かれる特徴がある。