下阿田木神社のお弓神事 しもあたぎじんじゃのおゆみしんじ
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 日高郡日高川町皆瀬 |
指定年月日 | 昭和53年8月18日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 下阿田木神社お弓神事保存会 |
解説
年初に弓で的を射ることによって神意を占う行事で、厄払いと、豊年祈願の神事と思われる。この神事は宮座(みやざ)と頭屋(とうや)制の伝統が残り、行司・弓宿(ゆみやど)は世襲で、おだいとう(射手)と矢取りは氏下の各地区から1年交代で家順に出る。昔はおだいとうに決まると1年間の精進潔斎(けっさい)に入り、海辺へ潮垢離(しおごり)をとりに行き、1年間髭も剃らなかったという。的の桟木(さんぎ)を田に立てておくと虫が付かず豊作とか、また虫歯に効くともいわれている。公開時期:1月3日