おとう祭 おとうまつり
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 御坊市塩屋町南塩屋 |
指定年月日 | 昭和60年7月26日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | おとう祭保存会 |
解説
須佐神社に古来から伝わる奉幣(ほうへい)神事である。氏下(うじした)5組から各組1人ずつ子供が「おとう」に選ばれる。おとうは精進の後、祭の当日、土を踏まずに駕籠や背負われたりして神社に参入する。社務所でお祓いを受けて御神酒を頂き、長床(ながとこ)の儀式、白州(しらす)の儀式の後、神前で約2メートルの大きな幣(へい)を振って拝する。かつて農村で行われていた頭人(とうじん)、頭屋(とうや)制あるいは一年神主(いちねんかんぬし)の風習をとどめるもので、子供によって継承されているところに特徴がある。公開時期:3月10日