上阿田木神社の春祭り かみあたぎじんじゃのはるまつり
地域 | 日高地域 |
---|---|
所在地 | 日高郡日高川町初湯川 |
指定年月日 | 昭和52年3月16日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 阿田木祭保存会 |
解説
上阿田木の祭は、県内では数少ない春祭の一つで、一名花祭(はなまつり)ともいわれる。社人(しゃじん)3人と役屋敷(やくやしき)34家合わせて37人が集まって当年の役割を決める。宵宮(よみや)も本祭(ほんまつり)も天神社(てんじんじゃ)へ渡御(とぎょ)するが、両日の依代(よりしろ)の形や神饌(しんせん)は異なる。この祭の主役は3人の稚児で、ヤツハチと稚児の舞を奉納するが、神社への参入・奉納、お旅所へ供養するときも決して土を踏むことなく、抱いたり背負ったり稚児車に乗せたりする。この祭の華麗な飾り花を竿頭(かんとう)にしつらえた花幟(はなのぼり)や甲冑武者も有名である。公開時期:4月29日