道成寺書院 どうじょうじしょいん
員数 | 1棟 |
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地域 | 日高地域 |
所在地 | 日高郡日高川町鐘巻1738 |
時代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和46年3月22日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 道成寺 |
解説
桁行七間、梁間四間、入母屋造、本瓦葺で、正面に唐破風(からはふ)付きの玄関が取り付く。元禄15年(1702年)に当時の住持盛海が造営したもので、地元の大工喜右衛門により建てられた。玄関と台所部分はその後寛政7年(1795年)に地元の大工藤六が建て替えた。書院は床(とこ)・棚・付書院を備えた上段の間と次の間、矩折(かねおれ)の畳敷きの広縁(ひろえん)からなり、総栂普請(そうつがぶしん)の質の良い建築である。