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大江家住宅 おおえけじゅうたく

ノーイメージ画像
員数 2棟
構成要素 大蔵(おおぐら)、東蔵(ひがしぐら)
地域 日高地域
所在地 日高郡みなべ町北道309
時代 江戸時代末期~明治前期
指定年月日 平成26年10月7日登録
指定等区分 国登録
文化財分類 有形文化財(建造物)
所有者 個人

解説

大江家は、江戸時代後期から末期にかけて醸造業を営み、一時中断ののち明治前期から中期にかけて再開したが、水害を受け再び廃業したと伝わる。
大蔵は、主屋の背後、敷地のほぼ中央に建つ。土蔵造2階建、切妻造、瓦葺とし、桁行9間、梁間5間の大型の酒蔵で、明治前期の建築と見られ、現存する醸造蔵としては町内で唯一である。外部は縦板張りと白漆喰で構成され、内部は間仕切りのない大空間が広がる。当地方の酒造の歴史を伝える貴重な遺構である。東蔵は、大蔵の東に位置し、背面は主屋の庭園に面する土蔵である。江戸時代末期の建築と見られ、明治頃、庭園に面した東面のみ腰を海鼠壁(なまこかべ)に改変した。