小引童子相撲 こびきわらべずもう
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 日高郡由良町小引 |
指定年月日 | 昭和41年4月12日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 小引童子相撲保存会 |
解説
衣奈祭(えなまつり)に奉納される神賑(しんしん)行事の一つで、5歳から14歳ぐらいまでの10人の子供が東西に分かれて10種目の型を演じる。まず即席の土俵を作ると、力士が1人ずつ力強く入場し、行司が口上を述べたのち土俵入りを行う。合わせて十番を幾分か曲芸的にとる。この相撲は、単に型を見せるだけでなく、仕組まれているが勝敗を決め、勝力士(かちりきし)が勝利を誇示する場面など、他の童子相撲に見られない演出が多いところに特徴がある。公開時期:10月第2土曜日(休止中)