河野家住宅 かわのけじゅうたく
員数 | 3棟 |
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構成要素 | 主屋(しゅおく)、離れ座敷、表門(おもてもん) |
地域 | 那賀地域 |
所在地 | 紀の川市赤尾179 |
時代 | 明治~大正時代 |
指定年月日 | 平成16年11月8日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
赤尾(あかお)地区のほぼ中央にあり、明治の頃までは酒屋を営んでいたといわれる。今日残る屋敷構えは、明治から大正にかけて建築されたもので、登録された主屋、表門、離れ座敷のほか、多くの土蔵から構成される。
主屋は式台(しきだい)玄関を備えた堂々とした構えで、明治前期頃の建物と考えられる。また、離れ座敷は大正頃に建てられたものと考えられ、高い天井の主座敷が特徴的である。表門は木柄(きがら)も太く重厚で、両側に石造の袖塀(そでべい)を設ける。