上岩出神社本殿 かみいわでじんじゃほんでん
員数 | 1棟 |
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地域 | 那賀地域 |
所在地 | 岩出市北大池396 |
時代 | 桃山時代 |
指定年月日 | 昭和44年7月14日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 上岩出神社 |
解説
かつては白山大権現(はくさんだいごんげん)といわれており、社伝によれば長承2年(1132年)に根来寺の覚鑁(かくばん)上人が越前の白山権現を勧請(かんじょう)したと伝えられ、根来寺と盛衰を共にしたという。
本殿は山の中腹の小高いところに南面して建てられており、三間社流造(さんげんしゃながれづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)の社殿で、建物全体に彩色が施されている。文禄3年(1594年)の棟札があり、形式手法から見てもこのときの建立と考えられる。桃山建築の先進的な事例である。