正覚寺の多宝小塔 しょうがくじのたほうしょうとう
員数 | 1基 |
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地域 | 那賀地域 |
所在地 | 岩出市高塚330 |
時代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和40年4月14日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 正覚寺 |
解説
寺の創建は明らかでないが、寺伝では皇極天皇の代に自性(じしょう)法印によって創建されたといわれる。
多宝小塔は本堂の中央の壇上に置かれている。総高は1.56メートルあり、台壇上にある塔としては大きい方である。一重内部には尊勝仏頂(そんしょうぶっちょう)と金剛薩埵(こんごうさった)が祀られ、二重内部には法華経8巻が納められている。この塔の制作年代は江戸時代中期以後の形式を示しており、作風も時代相応によくまとめられている。