平見観音いぬつげの老樹 ひらみかんのんいぬつげのろうじゅ
員数 | 1本 |
---|---|
地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡九度山町丹生川字平見981-2 |
指定年月日 | 昭和35年3月12日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 青淵組中 |
解説
イヌツゲは山地の林縁や草地、湿地などに生える常緑小高木である。
この老樹は、観音堂前を東西に通じる道の南側の石垣の縁(へり)に立っている。樹齢は不明だが、元来イヌツゲは成長の遅い樹木であるため、このように周囲1メートルに余る本幹を形成するには、少なくとも200年以上を要するものと推定される。イヌツゲとしては稀に見る老大木で、全国的にも例を見ないものである。