古瀬戸壺 こせとつぼ
| 員数 | 1口 |
|---|---|
| 地域 | 東牟婁地域 |
| 所在地 | 新宮市船町 |
| 時代 | 南北朝時代 |
| 指定年月日 | 昭和33年4月1日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 種類 | 工芸 |
| 所有者 | 個人 |
解説
平安から室町時代に作られた古瀬戸は、中世における唯一の施釉陶器である。外反する小さな口頸部、肩の張りは弱く、底部のやや大きい、胴は少し膨らんだ形態の瓶子で、器形は宋代青磁を模したものと考えられる。全体に淡黄色の灰釉がかかり、緑黄色の自然釉がきれいに流れている。このような瓶子は主として祭祀用として神社などに奉納されるが、当器は東仙寺の旧地である丹鶴山から出土したもので、中世に副葬品として埋めたものか蔵骨器として使用されたものと考えられる。(和歌山県文化財ガイドブック)