大湯釜 おおゆがま
| 員数 | 1口 |
|---|---|
| 地域 | 東牟婁地域 |
| 所在地 | 東牟婁郡那智勝浦町那智山 |
| 時代 | 鎌倉 |
| 指定年月日 | 昭和40年4月14日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 種類 | ⼯芸品 |
| 所有者 | 宗教法人熊野那智大社 |
解説
広くて低い口縁をつけた底の深い鉄製の大きな湯釜である。形は角を丸めた円筒形にほぼ近い単純な姿で、口縁下端に一条、肩の部分に三条の紐を陽鋳する以外は全く文様はない。現状では鍔はないが、全高4分の3の位置に鍔を欠いた跡が残っており、当初は建久9年(1198)銘のある熊野本宮大社の湯釜と同じく横一文字の大きな鍔があったとみられる。本宮のものと比べると細身で姿も締まっており、時代的に発展した形式と思われる。(和歌山県文化財ガイドブック)