旧国鉄紀勢西線紀伊湯浅駅本屋 きゅうこくてつきせいさいせんきいゆあさえきほんや
員数 | 1棟 |
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地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田郡湯浅町湯浅1075-2 |
時代 | 昭和2年 |
指定年月日 | 令和6年3月6日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 湯浅町 |
解説
昭和2年(1927年)の紀勢西線延伸に伴って建設された駅舎である。現在は湯浅町の所有となり、外観の復元や内部の改修が行われ、飲食・物販施設として活用されている。
平屋建、半切妻造、鉄板菱葺(ひしぶき)で、縦長の上げ下げ窓を並べた洋風建築である。内部はかつて南側を待合室、カウンターを挟んで北側を事務室や職員休憩室等として用いた。旧待合室は三面に設けた窓と高い天井により、広く明るい空間である。
開業以来地域の人々に親しまれる、歴史ある湯浅の一時代を象徴する駅舎建築である。