金銅三鈷(伝覚鑁所持) こんどうさんこ(でんかくばんしょじ)
| 員数 | 1箇 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 平安 |
| 指定年月日 | 明治41年1月10日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | ⼯芸品 |
| 所有者 | 宗教法人寶壽院(宝寿院) |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
三鈷杵は密教法具の一つで、この力によって煩悩を打ち砕き、仏の本性を顕現しようとしたものである。この三鈷杵は、鋳銅製で鍍金を施している。中央の把に4個の鬼目をめぐらし、左右に単弁八葉の蓮弁を飾り、三条の紐で括り、その先端にそれぞれ三鈷を付す。鬼目が高く蓮弁が強く引き締まった形は、密教法具の厳しさを強く表すとともに、平安時代の法具の特色を示している。また、この杵には覚鑁上人が所持したという伝承がある。(和歌山県文化財ガイドブック)