紙本白描不動明王二童子毘沙門天図像 しほんはくびょうふどうみょうおうにどうじびしゃもんてんずぞう
| 員数 | 1幅 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 平安後期 |
| 指定年月日 | 平成2年6月29日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 絵画 |
| 所有者 | 宗教法人圓通寺(円通寺) |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
本画は不動明王と二童子、そして毘沙門天と倶利伽羅龍剣を配す。不動と二童子という構成の例はあるが、そこに毘沙門天を配する類例はない。不動明王は、太い墨線で伸びやかに大胆かつ端正な筆運びで描かれ、二童子、毘沙門天、倶利伽羅龍剣は逆に精緻な筆で細部まで表現し端麗な描写となっている。火焔や装身具、花文等に古様の表現がなされており、平安時代後期から鎌倉時代初頭にかけて制作されたと考えられる、類例がない貴重な図像である。(和歌山県文化財ガイドブック)