高山寺本堂 こうざんじほんどう
| 員数 | 1棟 |
|---|---|
| 地域 | 西牟婁地域 |
| 所在地 | 田辺市稲成町393 |
| 時代 | 昭和43年(1968年) |
| 指定等区分 | 国登録 |
| 分類 | 有形文化財(建造物) |
解説
高山寺は和歌山県田辺市街地北方の高台にある真言宗寺院で、南方熊楠や植芝盛平(うえしばもりへい)の墓所があることでも知られる。
本堂は昭和43年(1968年)に建設されたもので、鉄筋コンクリート造平屋建地階付、瓦葺き屋根である。設計は戦前期の文部省で文化財建造物修理を指導した技術者で、のちに建築史家として活躍した大岡實(おおおかみのる、1900-1987)である。古代建築に造詣の深かった大岡らしく、鉄筋コンクリート造の近代建築でありながら優美な軒反りとしたうえ、内外には古代建築のモチーフが各所に取り入れられている。また地階には合気道の祖であった植芝盛平ゆかりの道場が造られている点も特徴的である。
当地域の古刹にふさわしい伝統的外観でまとめられ、境内の歴史的景観に調和する。