大江家住宅主屋 おおえけじゅうたくしゅおく
員数 | 1棟 |
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地域 | 日高地域 |
所在地 | 日高郡みなべ町北道309 |
時代 | 江戸時代後期 |
指定年月日 | 平成21年8月25日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
大江家は旧南部(みなべ)町中心部の北道(きたどう)地区に所在し、明治の中頃まで酒造業を営む商家であった。かつての熊野街道に面して主屋を建て、背後に納屋や土蔵を配する。主屋は木造つし2階建、瓦葺で、正面向かって左側には座敷が接続する。間口は全体で26メートルを超え、建築面積は320平方メートル。重厚な瓦葺屋根と漆喰壁、繊細な格子構えを持つ上質の町家建築で、規模も大きく、街道沿いに堂々とした構えを見せる。江戸時代後期の建築と推定され、座敷は明治頃の増築である。