道成寺仁王門 どうじょうじにおうもん
員数 | 1棟 |
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地域 | 日高地域 |
所在地 | 日高郡日高川町鐘巻1738 |
時代 | 江戸時代中期 |
指定年月日 | 明治41年4月23日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 道成寺 |
解説
三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺の建物で、南面して建つ。文書等から元禄5年(1692年)頃の建立と見られる。門の下には、梁間寸法がほぼ一致する古代の複廊(ふくろう)の遺構が残っており、古代伽藍の中門(ちゅうもん)の位置を保って再建されたことが分かる。組物(くみもの)は腰組(こしぐみ)が二手先(ふたてさき)、2階が出組(でぐみ)でやや簡素であるが、寺院正面の長い階段上に建つ姿は威厳がある。