三船神社 みふねじんじゃ
員数 | 3棟 |
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構成要素 | 本殿、摂社丹生明神社本殿(せっしゃにうみょうじんしゃほんでん)、摂社高野明神社本殿(せっしゃこうやみょうじんしゃほんでん) 附指定:棟札3枚、棟札8枚、御舟大明神上葺記録1冊、棟札3枚、棟札4枚 |
地域 | 那賀地域 |
所在地 | 紀の川市桃山町神田101 |
時代 | 桃山時代 |
指定年月日 | 昭和44年3月12日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 三船神社 |
解説
神社の創建については明らかでないが、安楽川(あらかわ)の郷村が開かれた時以来の産土神(うぶすながみ)であったと推定されている。現在の社殿は南に三間社流造(さんげんしゃながれづくり)の本殿、北に一間社隅木入春日造(いっけんしゃすみぎいりかすがづくり)の摂社である丹生明神(にうみょうじん)と高野明神(こうやみょうじん)の3社からなる。棟札から本殿は天正18年(1590年)、摂社は2棟とも慶長4年(1599年)の建築で根来大工(ねごろだいく)の手になることが分かる。各社殿は極彩色が施されるなど、華麗な桃山時代の形式が見られる社殿である。