用語集
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世界遺産基金【せかいいさんききん】
昭和51年(1976年)に設立された信託基金。世界遺産委員会が決定する目的にのみ使用することができ、運用基準としては、大規模災害や事故、紛争などで被害を受けた遺産の復興費用に充てる緊急援助、事前調査への準備援助、保全・管理援助が設けられている。
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世界遺産条約履行のための作業指針【せかいいさんじょうやくりこうのためのさぎょうししん】
世界遺産条約の適切な履行のため、昭和52年(1977年)の第1回世界遺産委員会で採択された。
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世界かんがい施設遺産【せかいかんがいしせついさん】
灌漑の歴史とその発展を明らかにし、理解を図るとともに、適切な保全のため、国際かんがい排水委員会が灌漑施設を認定・登録する制度。
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石英斑岩【せきえいはんがん】
石英・アルカリ長石などの大きな結晶を持ち、その周りは微細な結晶からなる火成岩。
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羨道【せんどう】
玄室に通じる通路。
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穿入蛇行【せんにゅうだこう】
河川が屈曲した深い谷をうがって流れる状態。
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相輪【そうりん】
仏塔の最頂部に飾られる細長い装飾部分。
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卒塔婆【そとば】
上部を塔の形にした木片に経文・題目などを記し、墓所に立てるもの。単に塔婆(とうば)とも。五輪塔を簡略化したものが角柱形の「角塔婆(かくとうば)」であり、これをさらに簡略化したものが「板塔婆(いたとうば)」と呼ばれる細長い板である。