用語集
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神社合祀【じんじゃごうし】
神社の数を減らすことを目的として、明治政府により進められた政策で、ある神社の祭神を他の神社で一緒に祀ること(一つの神社に複数の祭神が祀られている状態)。
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浸食【しんしょく】
雨水・風などが地表の岩石や土壌を削り取る作用。
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心柱【しんばしら】
堂塔などの建物の中心に立てる大きな柱。
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神仏分離【しんぶつぶんり】
奈良時代から続いてきた神仏習合の慣習を禁止して、神道と仏教とをはっきり区別させること。明治政府によって神仏分離令(神仏判然令)と総称される一連の通達が発せられ、一時的に廃仏毀釈運動が起こった。
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新仏【しんぼとけ】
死後最初に迎える盆(新盆)で祀られる死者の霊。
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神馬渡御式【しんめとぎょしき】
神社で飼われる神馬に神霊を乗せて、御旅所などに渡御すること。
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神輿【しんよ、みこし】
神霊を安置する乗り物。
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透塀【すきべい】
上部(屋根の下)を連子や透彫などにして、外部から内部が透けて見えるようにした塀。
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数寄屋【すきや】
茶室建築などに代表されるもので、格式や様式を重んじるよりは、樹皮を残したままの柱を使用したり、竹や杉皮を天井や壁に用いたりするなど、茶人や文化人の趣味が現れた建築。
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世界遺産委員会【せかいいさんいいんかい】
昭和51年(1976年)の世界遺産条約締約国会議において設立。当初は締約国のうち15か国で構成されていたが、昭和52年(1977年)の第1回世界遺産委員会からは21か国に増枠された。通常、委員会会合が年1回開催され、世界遺産リストへ登録推薦された遺産に対し、「登録」「情報照会」「登録延期」「不登録」の4段階で決議が行われる。