用語集
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鴟尾【しび】
瓦葺屋根の大棟の両端に取り付けられる装飾の一種。寺院などによく用いられる。
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舎利【しゃり】
釈迦(仏陀)の遺骨とされるもの。仏舎利。
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首長墓【しゅちょうぼ】
前方後円墳などの規模が特に大きな古墳。その地域の首長の墓と考えられることからこの名がある。
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須弥壇【しゅみだん】
仏堂の内部において仏像を安置するための壇。古代インドの須弥山(しゅみせん)をかたどった台座で、漆塗により装飾されることが多いが、工芸的な螺鈿仕上げもある。
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純林【じゅんりん】
1種類の樹木のみから構成される森林。単純林とも。
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定朝様【じょうちょうよう】
11世紀に活躍した仏師定朝を祖とする彫刻様式。平安時代末期に至るまで100年以上にわたって支配的な様式となった。定朝の作である平等院鳳凰堂の阿弥陀如来坐像を規範とし、衣の彫りや身体の肉どりが薄く、穏やかで優美な印象を持つ。
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浄土信仰【じょうどしんこう】
仏・菩薩の支配する浄土の世界にあこがれる信仰。
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素木【しらき】
漆などを塗っていない素地のままの木。
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四六駢儷体【しろくべんれいたい】
漢文の文体の一つ。対句を用いて調子を整えた文体で、4字の句と6字の句を基本とすることからこの名がある。
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宸翰【しんかん】
天皇自筆の文書。