石造五輪塔 せきぞうごりんとう
員数 | 1基 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡かつらぎ町平字大久保 |
時代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和46年7月13日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 大久保常会 |
解説
祇園社(ぎおんしゃ)境内の南西端に南に面して建つ総高1.2メートルの砂岩製の五輪塔である。全体の形式は他のこの種のものと大差なく、梵字(ぼんじ)が浅く彫られている。建立年代は地輪(ちりん)部の銘より永徳4年(1384年)であることが分かる。火輪(かりん)の軒反り、その他の形式も南北朝時代の特徴が認められている。建立年代が確かなもので、時代の指標となる貴重なものである。