正住寺離れ座敷 しょうじゅうじはなれざしき
員数 | 1棟 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市東長町二丁目17 |
時代 | 大正9年,平成25年移築 |
指定年月日 | 平成29年6月28日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 正住寺 |
解説
詔賢山(しょうけんざん)と号する日蓮宗の寺院である。離れ座敷は、かつて和歌山県橋本市橋本にあり、同地の池永家によって大正9年(1920年)に建てられたもので、平成25年(2013年)に当地に移築された。
桁行6間、梁間3間半で、寄棟造桟瓦葺、平屋建である。座敷は、10畳の上の間と、7畳半の下の間の続き間座敷となり、下の間正面側には入母屋造の玄関が取り付く。上の間は特に入念に造作されており、一間半幅の2段に構えた床の間を構え、付書院を設けるなど、質の高い意匠を備えている。