旧高野口尋常高等小学校校舎 きゅうこうやぐちじんじょうこうとうしょうがっこうこうしゃ
員数 | 1棟 |
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構成要素 | 附指定:門3所、石垣1基 |
地域 | 伊都地域 |
所在地 | 橋本市高野口町名倉226 |
時代 | 昭和12年 |
指定年月日 | 平成26年1月27日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 橋本市 |
解説
木造、建築面積3,544平方メートル、平屋建、桟瓦葺の建物で、昭和12年(1937年)に建設された。昭和初期の木造小学校校舎として極めて規模が大きく、玄関部に見られる和風の意匠、耐震・耐風に関する構造上の工夫、開放的で特徴ある平面計画など、当時の小学校の建築的水準を知る上で高い歴史的価値を有する。設計者は、地元出身で同校の卒業生でもある藪本芳一とされる。
近年の改修を経て、今なお現役校舎として使用されている点も貴重であり、重要文化財の現役校舎としては、この校舎と愛媛県の八幡浜市立日土小学校だけである。