潮岬 しおのみさき
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 東牟婁郡串本町潮岬 |
指定年月日 | 昭和34年1月8日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 名勝 |
所有者 | 串本町 |
解説
串本町域の南に大きく張り出した半島状の岬で、本州最南端の地として全国に名を馳せている。地質は主に、石英斑岩(せきえいはんがん)、閃緑岩(せんりょくがん)、輝緑岩(きりょくがん)等から成る一大台状の地形で、常時太平洋の黒潮に洗われている。かつては海食台地の島であったが、串本の砂州によって本州と結び付き、陸繁島(りくけいとう)として今に至っている。脚下は目も眩むばかりの断崖絶壁で雄大絶景の極みである。南国ならではの風景美がここに集約されている。