力侍神社 りきしじんじゃ
員数 | 2棟 |
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構成要素 | 本殿、摂社八王子神社本殿(せっしゃはちおうじじんじゃほんでん) |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市川辺61 |
時代 | 江戸時代前期 |
指定年月日 | 昭和54年6月9日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 力侍神社 |
解説
神社の沿革は明らかではないが、天手力男命(あまのたじからおのみこと)を主祭神とし、向かって右に力侍神社本殿、左に摂社八王子神社本殿を併列に南面して建てる。
両社はほぼ同規模の一間社流造(いっけんしゃながれづくり)、こけら葺の建物で、力侍神社は寛永11年(1634年)、八王子神社は寛永元年(1624年)に建てられたことが修理中に発見された棟札によって分かった。建築彫刻も穏やかになりつつあり、桃山時代の建物に続く時期の重要な作例である。