書写妙法蓮華印塔 しょしゃみょうほうれんげいんとう
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 新宮市新宮656 |
指定年月日 | 昭和44年4月23日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 本広寺 |
解説
江戸時代中期の茶人・俳人として知られる川上不白(宗雪)が、寛政9年(1797年)に先祖の供養のため、故郷新宮の菩提寺である本広寺(ほんこうじ)に建立したものである。高さ1.74メートル、御影石の自然石で、正面に「奉書写妙法蓮華経印塔」と刻書されており、碑石の下には法華経を小さな石に1字ずつ書写したもの(一字一石法華経(いちじいっせきほけきょう))を埋めているという。不白の信仰心を今日に伝えるものである。