熊野速玉神社のナギ くまのはやたまじんじゃのなぎ
| 地域 | 東牟婁地域 |
|---|---|
| 所在地 | 新宮市新宮1 |
| 指定年月日 | 昭和15年2月10日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 文化財分類 | 天然記念物 |
| 所有者 | 熊野速玉大社 |
解説
ナギは暖地性の山に生える常緑の高木で、御神木として神社の境内によく植えられている。
熊野速玉大社境内にある御神木のナギは、根回り約5.45メートル、目通り幹囲約4.45メートル、高さ約17.6メートルの巨樹である。このナギの幹には縦溝が見られ、中軸をなす主幹がないことなどから、1株ではなく、数株が合着したものと考えられる。平治元年（1159年）に社殿の落成記念として平重盛が植えたものと伝えられている。
