下川上の流れ施餓鬼 しもがわかみのながれせがき
地域 | 西牟婁地域 |
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所在地 | 田辺市下川上 |
指定年月日 | 平成9年4月23日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 下川上愛郷会 |
解説
下川上を流れる安川で行われる8月15日に行われる盆行事である。青竹で骨組みを作り、麦と稲のわらを使って長さ約9メートルの施餓鬼舟(せがきぶね)を作り、舟には身長約2.3メートルの船頭に擬したわら人形が載せられ、釣り竿の先に初盆の家の盆提灯が付けられる。日没後、法伝寺の住職の読経の後、舟に火がつけられ、安川に流される。起源は明らかでないが、文化年間(1804年~1818年)の大水害を契機に始められたと伝えられる。公開時期:8月15日