御竈木神事 みかまぎしんじ
地域 | 西牟婁地域 |
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所在地 | 田辺市本宮町本宮 |
指定年月日 | 昭和41年4月12日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 熊野本宮大社神事保存会 |
解説
熊野本宮大社では、「八咫鳥(やたがらす)神事」、「湯登(ゆのぼり)神事」とともに、古くから「御竈木(みかまぎ)神事」と称する特別な行事がある。御竈木は一年間神饌(しんせん)を煮る燃料で、割り薪を1束ずつ担い棒の両端に差し、榊を飾り一荷(いっか)とする。氏子の男子は生まれた年から15歳までの間、身体安全と無病息災等の祈りを込めて、12月10日の早朝、主祭神である家津御子大神(けつみこのおおかみ)を祀る証誠殿(しょうじょうでん)で行われる春告祭に御竃木を奉納する。15歳で「持ち納め」とされ、この時は奉書紙(ほうしょがみ)で巻き水引をかけて氏名を記して奉納する。公開時期:12月10日