中筋家住宅 なかすじけじゅうたく
員数 | 5棟 |
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構成要素 | 主屋(しゅおく)、離れ座敷(ざしき)及び東蔵(ひがしぐら)、西蔵(にしぐら)、長屋門(ながやもん)、便益棟(べんえきとう) |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市禰宜316 |
時代 | 明治~大正時代 |
指定年月日 | 平成10年12月11日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
当家は、和佐組の大庄屋であった中筋家(屋敷は「旧中筋家住宅」として文化財指定)から江戸時代末期の安政年間に分家した家である。主屋を中心に、長屋門、土蔵、離れ座敷など、屋敷構えがそのまま保存されている。これらの建物は明治中期から大正にかけて改築または新築されたもので、今日まで極めて良好に維持管理されており、和佐地区の落ち着いた農村集落の景観に大きく寄与するものである。