旧谷村まつ氏住宅 きゅうたにむらまつしじゅうたく
員数 | 1棟 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市岩橋1411 和歌山県立紀伊風土記の丘,【旧所在地】有田郡有田川町粟生 |
時代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和44年4月23日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 和歌山県 |
解説
かつて有田川町(旧清水町)を見下ろす段丘に、わずかばかりの平地を求めて敷地としていた。主屋の他は納屋があっただけである。主屋の建築年代は分からないが、言い伝えや形式手法から18世紀後期と推定される。桁行7.8メートル、梁間6.7メートル、入母屋造、茅葺(かやぶき)の小規模な民家で、入口に向かって左側が土間、右側が3室からなる居室部となる。
有田川上流域における三間取(みまどり)の中規模農家の典型的なものである。