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杉野原の御田舞 すぎのはらのおんだまい

地域 有田地域
所在地 有田郡有田川町杉野原
指定年月日 昭和56年12月24日国選択、昭和62年12月28日国指定
指定等区分 国指定
文化財分類 無形⺠俗⽂化財
所有者 杉野原の御田の舞保存会

解説

旧正月(2月)に地域の安泰と五穀豊穣を祈り、雨錫寺阿弥陀堂で1年間の稲作の様子を歌と踊りで演じる御田の行事である。
旧正月6日(現在は隔年の2月11日)午後1時頃、雨錫寺前に集合し、区長(昔は庄屋)を先頭に聟(むこ)、舅(しゅうと)、田刈(たかり)、牛役(うしやく)、田植子(たうえこ)の順で氏神・河津明神(かわづみょうじん)に参拝し、境内の阿弥陀堂にお渡りを行い、堂内で御田の舞を行って五穀豊穣を祈る。
最初に、褌(ふんどし)姿の男たちが阿弥陀堂に練り込み、柴燈(さいとう)(大火鉢(おおひばち))の周りで円陣になって互いに肩を組み、歌を謡いつつ力強く足踏みする「裸苗押(はだかなえお)し」が行われる。その後、舅・聟・田刈の役者3人を中心に、鍬を打ち振る「四方鍬」、棚田の畦の草を刈る「岸刈」、稲の種籾を蒔く「種蒔き」、舅と聟が役割分担を巡って問答する「こせあい」、笠を被った子供たちが演じる「田植え」、収穫した稲を木臼で脱穀する「籾摺り」など、20番以上の演目を約2時間演じる。
(公開時期:西暦偶数年2月11日)

所在地