乙田の獅子舞 おとんだのししまい
地域 | 有田地域 |
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所在地 | 有田郡広川町山本 |
指定年月日 | 昭和46年3月22日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 広川町古典芸能保存会 |
解説
廣八幡宮の秋祭に奉納される獅子舞である。山本地区の人々によって伝承されてきた。江戸時代の寛永年間(1624年~1644年)に山本区民が出稼ぎ途中に見た獅子舞を、乙田天神(おとだてんじん)の神事舞(しんじまい)にしたといわれている。横笛と太鼓の演奏とお多福の付添いに合わせて打込舞(うちこみまい)、中舞(なかまい)、高舞(たかまい)の3段階に区分して演じられる。獅子は、2~3人立ちで、中でも高舞は、三階立ちと評されるほどに高く伸び上がり、その勇壮な姿は他に類例がない。厳粛な神事芸能であるが、この後半(高舞)では、周囲を圧する迫力を持つ。(公開時期:10月1日)