法音寺本堂 ほうおんじほんどう
員数 | 1棟 |
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構成要素 | 附指定:厨子1基、棟札1枚 |
地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田郡有田川町岩野河364 |
時代 | 室町時代中期 |
指定年月日 | 大正6年4月5日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 法音寺 |
解説
寺の創建は明らかではない。本堂は、桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、茅葺(かやぶき)で、一辺8.59メートルの小さな建物である。建立は康正3年(1457年)で、建築様式・技法も室町時代中期頃の特徴を示している。須弥壇(しゅみだん)・厨子も建物と同時期である。この建物は軒桁(のきげた)以上は未完成のままであったが、修理の際、軒廻りを推定して現状のように整備した。