十三神社 じゅうさんじんじゃ
員数 | 3棟 |
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構成要素 | 本殿、摂牡丹生神社本殿(せっしゃにうじんじゃほんでん)、摂社八幡神社本殿(せっしゃはちまんじんじゃほんでん) |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 海草郡紀美野町野中493 |
時代 | 桃山時代(本殿)、室町時代後期(摂社2棟) |
指定年月日 | 昭和44年3月12日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 十三神社 |
解説
社伝によれば、延暦3年(784年)の創建で、12の諸神を祀り「神野(こうの)郷十二神社」と称していたが、後に大山祇神(おおやまつみのかみ)を合祀(ごうし)し、「十三神社」と改めたという。
本殿は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)、摂社の2棟は一間社春日造(いっけんしゃかすがづくり)、ともに檜皮葺(ひわだぶき)の建物で、本殿を一番右に3殿並んで建つ。修理の時に八幡神社から永禄4年(1561年)の墨書(ぼくしょ)が発見されており、摂社2棟はこの頃に建立されたと見られ、本殿は様式手法から見て桃山時代の建築と考えられる。3殿とも各部に極彩色等を施した絢爛豪華な建物である。