山路王子神社の奉納花相撲(泣き相撲) やまじおうじじんじゃのほうのうはなずもう(なきずもう)
地域 | 海草地域 |
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所在地 | 海南市下津町市坪 |
指定年月日 | 昭和49年12月9日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 山路王子神社泣き相撲保存会 |
解説
毎年10月の秋祭行事として行われ、子供の背中に土を付け無病息災を願う伝統の神事である。約350年前から行われてきたという。5・6歳の男子が行司となり、まだよちよち歩きもできない乳児から小学生くらいまでの男の子が、介添え行司役の氏子総代に抱かれ取り組みを行う。勝負は1対1で仲良く引き分けるように取り組ませる。乳幼児は大抵土俵で泣きながら相撲を取るので、通称「泣き相撲」と呼ばれる。(公開時期:10月体育の日)